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2007年5月23日 (水)

43年かかったそうです。。

コウノトリ(Ciconia boyciana)。。。先日嬉しいニュースありましたね!野生復帰させた親個体から雛が生まれたそうです。実に43年ぶりの野生での繁殖!

いわゆる日本で言うコウノトリ(Ciconia boyciana種)はですね、主に中国東北部に現在推定2000-3000羽が生息していると見られており、渡り鳥で冬場は中国南部で過ごすとの事で。。日本では古くから留鳥としての群が存在していたようですが、兵庫県豊岡市付近で1956年頃には20羽に減少してしまい、1965から保護飼育が開始されましたが、残念ながら1971に捕獲した最後の1羽が1986に死亡し、事実上絶滅となりました。

今本邦に現存する個体は中国、及びロシアから1980年代に譲り受けた個体群からの人工繁殖個体との事で、保護開始から実に43年という長い歳月の末に、やっと野生復帰した個体群から自然抱卵、孵化という目標に到達したという事なんだそうです。。。毎年国から保護施設へ多額の運営活動費が投入されてるそうで、これまでに費やした公金は数十億?数百億?でしょうか。。。ですから我々日本国民一人一人が少しずつ貢献してきた結果とも言えますね。

実はですねうちにいるミヤマオウムとかも野生に2-3000羽と言われています。その他オオバタンなんかもですが。。。2-3000羽というと、少ないですよ~!!人口に例えて言うなら、うちの市(人口10万人)の中学生全員集めて終わりですから。。大きな地球にこれだけの野生個体しかいない!のです。。。

野生でも飼育下でも、いずれにせよ1ペアから年に数羽しか子孫はこの世に生まれてこないのですから、1羽また1羽と殖えていく様に願い、何らか努力するしかないんですよね。。コツコツコツコツ。。。諦めずに。。つなげてゆく。。。

繁殖場の運営には大変なお金と労力が必要ですが、殖やして売るだけのブリーダーではいけない!とつくづく思いますね。ロロスの40年後には何が起きているでしょう??こちらも是非ご期待下さい!長生きして。。笑。

柴田

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コメント

ニッポニアニッポンってやつですね
あれもなかなかうまく行ってなかったようですが
その調子で今後も2世の誕生がうまく行けば良いのですが

オオバタンに限らず、スミレ、ヤシオウムなど、大型インコでも絶滅危惧種は多いですよね
遠い国の話で自分は関係の無い事のように考えがちですがこのような事態を招いたのは我々マニアの責任でもあります
かと言って大きな事は何も出来ないのですが、せめてもの償いと思ってWPTに参加したりしています
鳥は大切にはしていますが、この話が出ると罪悪感を感じてなりません

そうですネ
インドネシアの原産地の鸚鵡は、
乱獲、森林伐採で減少(希少)しています。なので、うちの鳥たちも大切しております。
(小巴旦、濃黄冠、白額無地)

生臭さんへ。。こんにちは!元気です?みなさんも?コメントもいつもありがとうございます。
思うんですが、鳥を飼育する事に罪悪感を覚える事はないと思いますよ!鳥を飼育してるからこそ彼らの姿を見て、野生の鳥達の実態も気に掛かる訳ですし、自然保護の事もより深く考えたりできると思うんですね。。なので、鳥を飼育する人が増える事とそういう皆さんが手を取り合って何かに取り組もうとする事が保護への近道だと想っています。
でもね~。。WPT・JPさんは最近この点で、飼育や繁殖自体を否定する表現が多く、イニシアティブの取り方に疑問を感じています。正直。。あまりに動物愛護という点でアメリカンナイズされ過ぎていて、我々独自の日本の飼鳥文化や伝統から鑑みて、日本支部として、会員みんなの総意で、さてどうして行きましょうか?というのがありませんから。鳥を愛して飼育してる人々を否定してしまってはサポーターが増える訳がないと思います。以前この点で支部代表さんに指摘させて頂きましたが、全く聞き入れて下さる様子もなく、減滅。。。笑。電話連絡先も住所も明記してない支部なんて日本支部だけですからね。。と少し愚痴を。。。笑。。
野生の鳥の輸入は主に80,90年代にかけて相当な数の野鳥が乱獲・輸出入されてましたが、断然輸入量が多かったのは米国でしてね、南米の鳥なんかはやはり最も多く北米に流通してまして、日本は流通経路からも、やはりアジア圏の野鳥に最もダメージを与えてきたと思われ、なのでロロスは先ずはインドネシア白色オウム類に着目してサポートして行こうと考えた訳です。
うち独自にインドネシアのオウム保護プロジェクトに参画・貢献をと考えています。生臭さん。。ご協力よろしく!ね。

PINOさん。いつもコメントありがとうございます。
そうですね!飼い鳥を大切にして頂けば、頂く程に、彼らの眼に、インドネシアのジャングルが浮かんで見えてくると思います!繁殖個体のペット鳥はコンパニオンバードとして人間との関わり合いのフィールドで共に楽しく生きて、飼育者は同時に野性のフィールドもまた別の観点から見つめてあげて、こっちにも同じく愛を注ぐ、そういった飼い主さんが増えて行くことで、飼い鳥と野生の二つのフィールドが繋がって一つの輪になれるのでは?って思います。我が鳥を大切にする、愛するという事の一つはそういう事じゃないかなと。。これからもよろしくお願いします!

お返事ありがとうございます
確かに私も同じ事を指摘した事があります
まあ、クレジットカードだと海外から直接のようですから大丈夫かと思っていたりします
WPTさんにも国内で活動するならNPOとかもっとちゃんとした会にして運営してはどうでしょうと提案した事もあります
反応は今ひとつですね(笑)

今後、色んな形での保護活動があると思いますが…
大きな事はできませんが、小さな事からお手伝いできればと思っております
種類なんて関係なく何かしなければと思います
自分の鳥は大切ですが、その仲間や故郷を守ってあげなければなりません
何かお手伝いできる事があれば喜んでお手伝いさせて頂きます

余談ではありますが、今日、東山動物園に行きました
以前はもっと居たと思うのですが、今日見たらスミレが2羽とスカーレットが2羽
スカーレットはスミレにいじめられてハゲハゲ
密輸で保護された鳥ですが、こんな事なら一般の飼い主の元で飼われた方がよっぽど幸せだったんじゃないかと悲しくなりました

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